熱中症になりやすい人

熱中症になりやすい人

熱中症は暑い日に起こりやすいのですが、みんながそれほど暑いと思わない程度の気温でも、熱中症の症状を起こす人はいます。
その人の年齢、体調、病気、水 分の取りかた、住居の環境、運動や労働の程度、暑さに慣れているかといった、いろいろな要素がからんで、熱中症は起こったり、起こらなかったりします。

■子ども
子供は大人にくらべて、体温の調節機能があまり発達しておらず、また体の大きさにくらべて体表面積が大きく、環境の温度変化の影響を受けやすいため、子どもは熱中症になりやすいといえます。特に、乳幼児の場合は、暑さを感じても、大人のように自分で服を脱ぐのが難しく、自分で水分を補給することもできません。

■高齢者
高齢者は、若い人よりも体内の水分量が少ないので、それほど汗をかいていないようでも、血液の濃度が濃くなってきます。若い人であれば、脳の働きで「のどが渇いた」と認識し、水を飲もうと思うはずなのですが、高齢者の場合は、この仕組みが低下しているため、渇きに気づきにくい「口渇感低下」という 状態になり、水を飲むのが遅れるため、いつのまにか脱水を起こしてしまうのです。

■体調が悪いとき
体調が悪いときは、自分の体温をコントロールする「体温調節機能」が低下し、ふだんは平気な程度の暑さでも熱中症を起こすことがあります。発熱、下痢、二日酔いなどで体調が悪いときは注意が必要です。

■肥満の人
肥満の人は軽い運動でもエネルギー消費が大きく、熱の発生が多くなります。また脂肪が熱の放散を防ぎ、体温を閉じ込めてしまいます。このため体温が上昇しやすく、熱中症を起こしやすくなります。

■病気がある人
高血圧、心臓病、慢性肺疾患、肝臓病、腎臓病、糖尿病などの内分泌疾患の人、寝たきりの人は、熱中症を起こしやすくなります。また、発汗を抑制する作 用がある薬、利尿作用がある薬、興奮性のある薬、抗精神病薬を服用している人は、薬の種類によっては熱中症を起こしやすくなります。


 

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